自己中心でしかないオールドメディア・コメンテーター…マイナ保険証

 マイナ保険証が完全移行する。マーナンバーに健康保険証を紐づけることによって、これまでの紙の保険証をなくする。オールドメディアはマイナンバーカードの時もそうであったように、マイナ保険証に対しても否定的な意見に徹する。マイナ保険証への移行率が4割に満たないことを、国民の総意でないと述べるだけで、国民の怠慢を述べることはない。ましてや、独占している報道の役割を果たしてこなかったことに対する反省もない。
 Aコメンテーターは、「資格確認証で困ることはないから…、切り替えない」と言う。トラブルが起きていると言うが、マイナ保険証では入力データの間違いはないし入力の手間は不要だ。資格確認書は窓口で、コード・名前などの入力が必要だ。どちらがトラブルを起こしやすいかは誰でもわかる。Bコメンテーターは「マイナカードは厚いのでかさばるから…」と言う。厚さの変わらないクレジットカードなどはプライドを持って偉そうに持参しているのに。そこまで自らの品位を落とさなくてもいいのに。Cコメンテーターは「マイナンバーは任意なのに、保険証を…」と言う。病院へ行くのも任意だから行かなければいい。このようなコメントしか言えないコメンテーターを長々と起用するメディアの時代錯誤が腹立たしい。
 医療現場は混乱や事務煩雑が起きると否定的に言う。リミットは分かっていたのであるから、このようなことは怠慢の一言に尽きる。かつてはぼろ儲けをしていた病院が、今では苦しい経営になっているという。冷静に考えると、マイナ保険証によって医療事務現場のコスト改善ができることは分かり切っている。お医者さんと言えば神様的存在であったのに、今じゃ……。
 本来、マイナンバーはデータの一元化を図り、事務処理の効率化と正確性を推進するものであった。同時に、国民のIT(情報リテラシー)を推進するものであった。少子化の日本には必須の取り組みである。オールドメディアなどの行っていることは、その全てに逆行することばかりだ。国賊に等しいあなた方は日本には必要ない。