今必要な政権は、他国から軽んじられない体制…衆議院選挙

 衆議院が解散する。初めから批判のことしかない野党やメディアは、解散の同義がないなど批判の観点から発言する。各党から出される公約も似たり寄ったりで、公約で選ぶには難点がある。突飛な公約は、零細政党が無責任に言うだけのものである。第2政党の中道改革でさえ、政権を運用する気概はなく、零細政党と同じく無責任極まりない言動をする。
 日本の政治の欠点は、世界的視野がないことだ。何もしないで結論に合わせて主体性がない。つまりは日本が平和な社会であったことだ。その発想でいつまでも過ごせる時代が終わったことに気づいていない。気づいていないのではなく、気づかないふりをしてきた。政治家は、政治とカネのような世界情勢とは無縁のことで数年間を空費してきたし、いまだに拘っている。時代遅れの元凶である。それに輪をかけてメディアは世界とかけ離れた視点で固執してきた。
 曲りなりに日本が世界で存在できたのは、経済力の賜物であった。その経済力が通用しなく武器とならなくなってきた。世界は経済力と軍事力がない国は信用しない。その原動力を否定する動きを続けてきたのは、野党でありメディアである。福祉と言えば聞こえはよいが成長があっての福祉である。ただ福祉と言うだけでは、結果的には福祉向上は望めない。貧困世帯が福祉とばかり叫んでいてはいつまでも将来はない。世界はヤクザの世界になってきた。ロシアはその典型を展開している。中国はお抱え商人のごとく、世界に金をばらまいて金満家になったが、昔の時代がそうであったように庶民は貧困に喘いでいる。
 民主主義の盟主と言われたアメリカは、きれいごとでは済まないことを悟り効率的政治をめざし専制化している。大国と言われた国がことごとく力での振る舞いをする時代。これらに対処できる力を持たない国は、譲歩し言いなりにならざるを得ない時代。かつては大国同士が牽制して、難を逃れることもできたが、それを阻止した国が今度はあからさまに干渉する時代。
 世界の政権は、未熟で安定しない国を露骨に侵略的発想で干渉する。日本は地政学的に格好の餌食である。我々は、この世界の中で対抗できる政治体制を作らなくてはならない。プーチン・習近平・トランプになめられてはならない。