アメリカのアフガニスタン撤退

アメリカが8月末をもってアフガニスタンから撤兵する。一部の混乱を除いて、各国とも無事撤退できそうだ。撤退に対して世界でも日本でも賛否の意見があることは、当然だ。経過を見ると2001年の同時多発テロを行ったアルカイダを匿ったことでアメリカが派兵した。以後、
2014年:オバマ大統領が撤退表明
2020年:トランプ大統領が撤退表明
2021年:バイデン大統領が撤退表明
細かいことはおいて、2014年から7年。アフガニスタン政府は国としての統治体制を整備すべきであった。それどころか政府の腐敗が蔓延していたという。事実、撤退表明のとたん、ガニ大統領は大金を持って国外逃亡した。
表面には、迫害される女性や国民がいる。それを見捨てて去ることは無責任ともいえる。しかし、日本国民が考えるべきことは、無責任な感情論ではなく、自分で自分の国を守らないと、こうなってしまうということだ。あなたに、今のアフガニスタンを助けることができるのですか。それなら、国民の嫌がっている移民を、難民として喜んで受け入れることだ。その覚悟はあるのですか?