大学は、〝脇〟を閉めよう

日本大学の理事長が脱税で逮捕された。何年も前から、こうなる前兆は感じられていたに違いない。しかし何もできずに、この結果になった。
少子化の時代になれば、大学も経営が難しくなるのは数十年前からわかっていた。それに対応した大学もあれば、安易な対応でその場しのぎの大学も多くある。学生集め・補助金の獲得・寄付金の獲得・経営の多角化など、目先の問題に走るだけで肝心の教育内容は劣化する大学も多い。しかしなりふり見ない方針は、大学のみならず社会も混乱させる。
「孔子学院」はその典型であろう。語学を収めるとしているが、これは学校というよりは中国のスパイ機関だ。中国共産党の配下にあり、大使館・領事館の配下にある。中国はこれを全世界に展開して、諜報し洗脳している。日本の大学にも14存在する。数人の中国人が所属すると、そこに下部組織が義務付けられているのが中国共産党の組織だ。エストニアなどは気付いて廃校にしている。若者の教育を預かる大学が、自分の経営が圧迫されたからと安易な資金に騙されて、利用されてはならない。
国をあげて大学を洗いなおすことが急務だ。