国民的免疫力を付けよう

新型コロナの第6波がやってきた。わずか半月の間に一日当たり1万人の感染者が出るほどの猛威を振るっている。有難いことに先発をした欧米の先例がある。今回のオミクロン株は感染力は強いが重症化は低いという。これが事実か否かの確証はないが、それを見抜くのが分科会の仕事だ。早急に検証をして政府に適格に提言すべきである。医師会もそろそろ実力を発揮しなくては存在価値がなくなる。
今現在政府の執っている方策は、概ね間違てはいないようだ。事実、重症者の数は目立っていない。考慮すべきは14日間の待機期間を設けているが、これを短縮できるかのエビデンスを確認すること。自宅待機は現状では当然の方法だろう。必要なことは医療崩壊を起こさないことだ。したがって、手持ちのワクチンを優先的にエッセンシャルワーカーに振り替えることだ。高齢者も大切だが、彼らは自分の振る舞いで感染防止ができることも多い。
「オミクロン株はインフルエンザ的傾向が強いと思える。メディアも必要以上に煽るべきではない。昨年夏の第5波での分かったように、有難く受け入れて免疫力を付けワクチンを利用すれば自壊して終焉する。」と医療研究者は言えないものか。