同じ左派と言われても

韓国で僅差で保守が左派を破り政権を獲得した。オーストラリアでは左派が保守を破り政権を獲得した。
韓国の左派文政権は典型的な専制独裁指向の政権であり、日本を政権維持に利用するのみならず、中国と北朝鮮しか年頭のない世界的恥辱の政権であった。僅差とはいえ保守政権を誕生させたことは韓国民にとっては、幸いなことであった。リベラルという美名に隠された左派の行動は専制志向で権威的だ。GDP10位を自慢するのであれば、今後まともな国になることを期待する。
オーストラリアでは韓国とは逆に9年ぶりに保守から左派の政権に移行した。振り返れば9年前までの左派政権のもと、じわじわと中国に浸食され続けてきた。議会にまで中国の魔手が忍び寄ってくるまで、知ってか知らずか許してきた。中国は例によって官民一体となって、金と女と恫喝で政権を侵食してきた。中国にダーウィンに港湾の利用権を与えるなど、おおよそこの世界情勢に気付かない具を犯した。いち民間知識人の鬼気迫る広報活動により、中国からの方向転換したことは賢明であった。今回の左派政権は、その過去を教訓にして、単純に左派ではなく真に国益を考える政権に見える。
先進国と自他ともに認められ為にも、韓国・オーストラリアの動向に期待する。