北朝鮮が弾道ミサイルを急ぐ訳

北朝鮮が昨日弾道ミサイルを発射し、日本上空を超え4600km地点に届いた。北海道・青森上空であったに関わらず、関係のない東京都の島嶼部でもJ・アラートが鳴った。心寒くなる警報である。政府は原因究明をするそうだが当然である。しかしいくら究明しても今の国民にはピンとこないのが幸せと言うか不幸である。現実は数分で着弾することを考えると、誰にも対処できないのが現実である。それを踏まえて再検討して欲しい。
何故北朝鮮は弾道ミサイルを急に多発し、核実験を急いでいるのであろうか。本日の『朝鮮日報』にはミサイル発射の記載は無かった。ここにヒントがある。以前は国威発揚に大々的に国民に知らしめていた。時は正に冬を迎えよとしている。新型コロナも抑えきれていないはずだ。特に問題は国民の食糧困窮だ。相当に国民は困窮している時に、巨費を投じたミサイルの記事を見せられる訳がない。最早一刻の猶予も与えられない状況に直面している。
こうなると国連決議で禁じられている労働者を義勇兵と称してウクライナに派遣して外貨を稼ぐしか方法がない。ここにもプーチン同様、裸の王様になっ姿が見える。