沖縄は太平洋戦争で大きな犠牲を払った。ひめゆりの塔ができたように、米軍の攻撃を受け犠牲者も多かった。沖縄ひとりが悲惨だったような論調を述べるものもいるが、等しく日本各地は空爆を受け沖縄以上の犠牲を払った地区も多くあった。戦後も米軍基地が今の歪んだ感覚の端緒であるが、事態はそれが原因ではない。今、沖縄は次の2点で注意しなくてはならない。
①中国の暗躍
中国は世界で暗躍しているが、日本も例外ではない。特に共産党の工作員が乗り込んだり、裏から工作している。左派系の団体や個人を懐柔して世論を誘導している。沖縄の地元メディアは格好の侵食対象にされ、されてしまっている。米軍基地反対を訴えるメディア・団体は中国工作員の裏工作に利用されている。「なぜ我々沖縄には米軍基地が多いのか。おかげで真っ先に攻撃の対象にされてしまう。他県に移転せよ。」と言う。
米軍基地を他県に移せば沖縄は安全なのだろうか。馬鹿げた話で、増々攻撃がしやすくなって太平洋戦争のように、無防備であっという間に蹂躙されてしまう。地政学では中国が攻撃するためには沖縄は格好の位置である。そうなったときの戦略に米軍の存在の有無は関係なく、侵略対象になる。米軍が抑止力となっていることは自明のことである。沖縄県民は自ら防御壁を取り払ってはならない。
②玉城知事の売国的頭脳
玉城知事は左派であり親中派である。それを知りながら選んだ県民は世界情勢を知らない。過日、河野洋平訪中団に加わって訪中した、彼も望んだが利用するために中国も招いた。付録の彼が一番厚遇された事実を見れば明らかだ。玉城も習近平の様に遠い昔を求める独裁者的発想がある。昔の琉球王国の復活を目指すかのようなピンボケの頭で、中国に朝貢し独立の王国を目指していると言われても仕方ない言動をする。
今回の訪中を沖縄の地元メディアはどのように報道したのだろうか。知事とメディアはタッグを組んだ報道であれば、中国工作員の仕事は当局から称賛される。ますます大手を振って闊歩することであろう。