誰が悪いのか?

東京都に緊急事態宣言が発令されそうだ。ほとんど20日も連続で先週同曜日を上回る新型コロナ感染者が続いている。沖縄県も発令が続きそうだ。メディアや国民や医療評論家は政府がしっかりしないからだという。
メディアなどは、非常事態宣言をしても感染者が減らないのは、政府が無能だからと言う。こう言えば、なぜか表面上面白いし、視聴率(売上部数)が上がる。この種の飯の種の実態は、不幸であるほど、混乱するほど潤う。それに騙される方も悪いと言えば悪い。
さて、非常事態宣言のことだが、発令するのは政府であるが、現状の実態を把握管理するのは自治体である。しっかりやっている自治体民としては、政府にこのことだけにかまってほしくない。政府にはもっと大局的な仕事がたくさんある。その直接管理者の東京都は何をしているのか。大枚をはたいて誘致したオリンピックをどのように考えているのか。都民は何をしているのか。大都市が撲滅に難しい立場にあるのわかる。では大阪府や愛知県はどうなのか。かなり改善しているではないか。象徴的なのは沖縄県だ。なぜ非常事態宣言を解除できないのか。現場で何もしていないのではないか?

自治体から国民まで、沁みついた依存体質と危機管理感覚の欠如だ。

岩崎弥太郎が嘆いている

三菱電機が空調設備の検査不正を、30年以上も前から続けていたことが発覚した。歴代経営陣が全く気付いていないわけがない。大企業の陥る典型的なパターンだ。今を守り続けようと努力することは大事だが、代わる新しいことに挑戦する気概が乏しい。長年のしがらみを断ち切る勇気がない。すぐに手を打っておけば小で済むことが、それをしないと大きな代償を払うことになる。大財閥三菱のもたつきが目に付く。幕末から維新にかけて三菱を築き上げた岩崎弥太郎も嘆いているであろう。
経営を誤った企業が倒産することにあまり危惧は感じないが、それに代わる企業の出現がないのは困る。シャープや東芝は倒産したに等しいが、それに代わる企業が出てこない。むしろ同じ運命を危惧する。

オリンピックをボイコットして、世界の笑いもの

東京オリンピックのホームページ地図に竹島が表記されているとして、韓国の大統領候補たちがオリンピックのボイコットを表明したのは6月の半ばだった。ルーペを使ってもはっきりしないものをよく見つけたものだ。生産性のない研究者にも呆れる。それで終わりかと思ったら、今回国会でボイコットの決議をしたとのこと。忙しい国際情勢の中で、暇な国家だと思う。国民の関心を引くことは必要だが、テーマがずれすぎている。韓国国民もバカげていると思っているのではないのか。怒り易い国民性と聞いているが、国民は政治家に対して怒らないのだろうか。
もちろん、決定するのは韓国政府でありその気はないはずだ。言っている本人も本気で思っているわけではないだろう。むしろボイコットして世界の笑いもにでもならないと、自分中心でしか物事を考えられないかの国を変化させることができない。こうしたいと思ったら、それに向かうように肉付けをしていく手法だけでは、未来は開けない。

SDGs

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs(エスディージーズ))とは、持続可能な開発のために国連が定める国際目標である。2015年9月の国連総会で採択された。

1.あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
2.飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
3.あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
4.すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
5.ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
6.すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
7.すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
8.包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する
9.強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及び改革の推進を図る
10.各国内及び各国間の不平等を是正する
11.包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する
12.持続可能な生産消費形態を確保する
13.気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
14.持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
15.陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
16.持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルで効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
17.持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

人類の一人として、地球の繁栄のために、前向きに取り組みたい

2.2% 何に割合?

男女平等・雇用機会均等など制度的には男女平等が進んだ。言葉で言うほど、それは簡単なことではないことは理解できる。メディアは不平等だ、差別だなどともっともらしく報道する。全国のテレビ局は大から小まで、千余りの局があるそうな。そこの女性役員の割合が2.2%だそうな。事あるごとに批判したり、立派そうに女性の活躍の場を与えるべきだとアジっている当人が、この体たらくである。女子アナを面白おかしく美しいかで採用し、芸能人扱いで活動させる。それでは将来を担う人材としては育ちにくいし、育てることもしない。テレビが岐路に立たされていることを、自分のこととして理解しているのだろうか。

東京オリンピックを開催しなければならない理由

新型コロナ禍、開催・中止の議論が戦わされたが、開催の方向で固まったようだ。安全を考えると中止が自然のようにみえるが、それではいつまでも進歩がない。ワクチンの接種が進んでくると、感染や重症化に効果が表れることは、接種の進んだ国の状況をみても明らかである。ここでは次の2点から開催をすべきと考えてみよう。
⓵国や国民のチャレンジ精神

今の日本は長い停滞のせいか活力にかけている。失敗を恐れて、積極的に取り組む姿勢が欠けている。この負のスパイラルが、長い停滞を続ける大きな要因だ。先のように、ワクチンの効果なで重症者の数が減少している。要するに医療崩壊を起こさなければ、打つ手はあるのだ。大きな封鎖をしないで、現状を維持していることは立派と言える。逆を言えば、メディアに踊らされていることに気付くことだ。中止中止と誇大報道をしていたメディアが、今度は必要以上にオリンピック報道をする。ともかく、今の日本に大切なのは、実行力だ。
②責任を果たす国
(余程、新型コロナ禍がひどいなら別だが)あれほど人と金と努力を使って誘致したことを覚えているだろうか。涙を流して誘致を喜んだ(特に東京都)ことを忘れてしまったのか。他の開催都市を破って決まったということは、簡単に中止をしてはならないということだ。日本は大国である。大国は大国として振る舞う責任がある。これからの日本は経済のみではなく、政治・社会などの面でも世界をリードしていくことが必要だ。舐められると簡単に葬り去られるのが、これからの世界だ。日本という国を世界に認めてもらう必要がある。どうすれば、それができるか真剣に考えるべきだ。