権利のないものが外野で騒いでいる–メディア・野党

自民党総裁選挙が佳境に入っている。それ以上に外野で焦っている騒いでいる人がメディアと野党である。メディアは視聴率を上げることに血眼になり、野党はメディアへの露出度に差が付くことに焦っている。漁夫の利を得るのは自民党だ。
4人の総裁候補がそれぞれ政策を掲げている。それに対して批判・賛同するのは候補者であり、自民党国会議員であり、自民党員である。それを外野が政策がおかしいの、同じ自民党なのに意見が違うと難癖をつける。野党の諸氏も自身、馬鹿げたことを言っている自分に気付いているのに引くに引けなく馬鹿さ加減をエスカレートする。おまけに負けてはならじと次々に数十の政策を出して、最後は何が言いたいのか分からない。質問されると党首に聞かないと分らないと言い専制体質を暴露している。候補の今言っているのは、総裁選挙を戦う個人的政策だ。それを自民党員が判断するのだ。当然、総選挙では党としての政策を掲げる。今言っているものと矛盾すると、また野党はそれについて重箱の底をつつく無駄をする。
今や、世間はデジタル世界だ。自民党選挙方式も大半は党内ネットで党員に発信し、ネット会議をすればいい。いくらでも効率的な選挙はできるのだ。要所要所でメディアに披露すればいい。そうすれば野党もメディアも、無駄な労力も減るし冷静に対策や報道ができる。このままを放置すると野党はますます支持率を落とし、メディアも視聴率(品位)を落とす。