テレビメディアのハラスメント

ワクチン接種が順調に進んでいるが、なかには接種を避ける人もいる。アレルギーなどの副反応のある人はともかく、何が理由で避けるのであろうか。とにかく嫌な人・副反応を憂慮する人・周囲の動向に流される人・政府がやることが嫌な人・効能を信じない人・SNSの意見を信じる人・宗教上の信条等など、人それぞれだ。個人の自由であるが、感染し感染させる性格の病気である。周りの人へ配慮する気持ちを持ちたいものだ。
各種のハラスメントが叫ばれる時代になった。特にメディアは格好の材料であることから、食いつく。事件的に意味のあるものは当然であるが、他のニュースが乏しいときは無理やり記事を誇張することもあるくらいメディアの好きなテーマだ。
ワクチン接種の報道で気になることがある。テレビで繰り返し映し出される注射場面の映像である。あれだけ繰り返されると刷り込み現象が起こる。その映像が出るとテレビから目を背ける人もいる。誰も注射は嫌だし打ちたくない。なかには本気で嫌だし、恐怖を感じている人もいる。トラウマに襲われる人もいる。これは立派な(?)ハラスメントだ。日々正義ぶっているメディア(テレビ)が何も気遣いができない。新型コロナ退治を邪魔し、結果的には終息すると記事に困るがごとき報道をしている。