いろんな考え方がある

先だって子供に10万円給付の方針があり、いろいろ物議をかもした。考え方を述べたり議論をすることはいいことだ。詭弁になってはいけないが、こんな考え方もある。
世界の先頭を切って少子高齢社会に突入していることは、周知の事実だ。子供が少ないのは地方地方で差があるが、高齢者は全国津々浦々まで浸透している。ここでは深くその原因を追究するのでも、未来を語るのでもない。しかしこれを解決する大きな答えは、いまより子供が増えることである。全ての国民は結婚し、2人の子供を設けると人口減少は穏やかに落ち着ける。活気のある社会や財政基盤が気付けるであろう。個人にはそれぞれの事情があるわけで、それは逆に人権を侵す考えでもある。
子供もいる世帯に10万円給付しても、そんなに効果はないが財政にとってはは大きな痛手だ。子供を持たない持てない人にとって、このようなバラマキ政策はもってのほかかもしれない。子供がいても反対の人もいるのは自然だ。しかし日本国丸としては、子供という燃料がなければ前進できないし、やがては座礁し沈没する。つまり移民・難民となり他国に活路を見出さなくてはならなくなる。極端な時には他国への侵略となる。
子供を育ててみると分るが、経済面だけでなく多くの面で大きな負担を負う。自分が死ぬまで子や孫の将来を考え白髪を増やす。しかし国を元気づける資産は残すのだ。その責任と努力に対して、給付がどうのこうのと言うべきではない。国民一人一人が自分の責任を全うし、爪の垢ほどであっても、将来に資産を残すことだ。