ウクライナ情勢でのメディアの責任と義務

ウクライナ情勢は泥沼化し、結末の方向性が見えない。物事を判断するためには正しく正確な情報が必要だ。情報デジタル化社会においてSNSの占める部分は大きい。良くも悪くも多くのメディアは情報をSNSに依存するようになった。あたかも自社の取材情報のごとく、意識的に報道することもある。メディアで流した以上、誤っていたら責任はメディアにある。
ウクライナ情勢においても、ロシアよりウクライナよりなど種々の情報が流される。現地に赴くことが難しい戦争などでは、独自に取材することは困難であることはわかる。勢い番組の穴埋めのためにSNSという無責任な媒体を着用することが多くなった。また知識不足のコメンテーターなどのお喋りで穴埋めをする。考え方によっては、立派な世論操作ができる犯罪にもなる。安易に下請けに番組制作を任せる、経営第一主義に犯されている現状。正確に事態を分析できるコメンテーターの発掘確保がなくお抱えコメンテーターや、場当たり的に視聴率重視の起用。
命を懸けた戦争現場に、メディアがSNSという無責任な武器を持って参戦する。