もうウンザリ、国会の暇つぶし

「放送法の政治的公平性の解釈を巡る総務省の行政文書」について立憲民主党の議員が当時の総務大臣の高市早苗議員を追求している。おまけに高市議員も「捏造」「責任があれば議員辞職」などと発言した。もともとこの問題は磯崎氏に対するものであったはずが、話を広げるために高市氏に飛び火した。
そもそもこの文書は、8年も前の事であり、年間数百万の文書が作成される中の一文書に過ぎない。このような状況の中、多忙を極める大臣が明確に記憶をとどめておけるとも思えない。客観的にみて、TBSの『サンデーモーニング』は政府批判のメンバーが集まった同好会的番組で〝カツ〟の言葉にひかれて見ていた番組で、彼らの余りな政治的偏向に嫌気がさし見なくなった人は多い。これは番組のみならずTBSに巣くう報道の公平性に反する作為に間違いない。
その放送法への審議をするのではなく、政府・個人批判にのみ時間を浪費するのは、ガーシー同様税金の無駄遣いだ。事実上来年度予算が可決成立している現在、何かしないと国会(参議院)の体面が保てないからと言って無駄な議論をして欲しくない。いっそ国会を閉会して、これからの日本を導く議論を本気でしたらどうか。