いつまでも続く不安定な対外関係。中でも中国と韓国は深刻だ。この種の国との関係を基にした番組には、決まったように同一人物たちが登場する。自分の主義主張を述べることは自由だが、あまりにも自国のために、時の政権を擁護する詭弁を述べることである。そこには識者としての見識もプライドも感じられない。
ここで考えたいのはコメンテーターとして出演するかの国系の大学教授である。番組での発言は聞いたとおりであるから、それとして、問題は大学で学生たちにどう話しているかである。もし学者としてではなく、政治家気取りで番組での発言のような意見を述べているのなら、背筋が寒くなる人もいる。
彼らが大学教授であるということは、国庫の補助金として学生に対して税金が投入されている。ましてや国公立大学となると、教授に給与として税金が投入されている。故に学生の前で、事実に反する発言や、国益に反する発言などはないのかを、大学当局はチェックしなくてはならない。